競技がプロレベルの場合であろうと、会社員と両立するメリットは計り知れません。
私の場合は、アイスホッケーという怪我の多いスポーツであるため、特に実感しています。
メリットは3つあります。
①確実な収入
プロアスリートは不安定な生活です。
アイスホッケーの場合ですが、一昔前は活躍した翌年の年俸アップが見込めました。
今はどれだけ活躍しても、チームの運営状況や世間の情勢に左右されます。
そんな中でも一定の収入が毎月得られます。精神的にも安定します。
「夢のない世界」と言われますが、本当にそうでしょうか。会社員でありつつも、立派なプロアスリートとして活動できるスポーツは極めて少数です。
コンテンツとして素晴らしい競技ですし、今後は両手で稼ぐクールなスポーツになり得ると思います。
話は逸れましたが、一定の固定収入がある事が精神的な支えとなってくれます。
②引退後も活躍できる
競技を終えた後も、打ち込めるものが見つかる可能性が広がります。
職歴を重ねているため、引退後の仕事への移行がスムーズです。
競技で培ったマインドを活かすことができます。
アスリートは1つのミスが減俸や引退に繋がることがあります。会社員は失敗してもクビになることは、ほとんどありません。
会社員として培った知見を競技で活かすこともできます。
③視野が広がる
競技だけの生活は、どうしても社会との繋がりが遮断されます。
自分とは別の世界の人たちと交流する事で、視野が広がっていきます。
視野が広がると、他の可能性や選択肢に気づく事ができます。日々の物事の捉え方が変わってきます。
デュアルキャリアをやる、やらないは個人の価値観によるところが大きいです。
ひとつ言えるのは、「選択肢の多い時代」になっていることです。