人生の分岐点に立った時「環境が8割」ということを意識しています。
誰かの受け売りではなくこれは自分の価値観です。
中学時代は周りに娯楽はなく、部活と勉強に集中できました。
高校時代は立派なトレーニング室があり、学校からスケートリンクまでの距離も近かったです。何より家から学校までが近く、激しい練習のあと、睡眠がしっかりとれました。
大学時代もまた、都心から離れた寮とキャンパスであり、自然と勉強するようになりました。
そのため体育会以外の学生との交流も多かったです。
「アイスホッケーに打ち込みながら、勉強も充実させられる環境か」は特に重視していました。
今だと「アイスホッケーに打ち込みながら、キャリアも充実させられる環境か」になります。
残り2割は、どんな環境でも周りに流されない逆境スキルのようなものです。
中学では、チームメイトで本気でプロを目指そうとする選手は1人もいませんでした。練習は週2〜3回。もちろん北海道の場合、この練習回数は他校より少ないです。
家の前で、ひたすらハンドリング練習していました。冬は家の前の路面が凍っているため、日が暮れるまでやっていました。
高校は偏差値30台の学校だったため、授業は簡単なものでした。そのため資格や検定を取ったり、図書室で自習していました。
逆境に負けないスキルが自分の中に眠っているのは分かりますが、それでも環境は良い方が絶対に有利です。
だから私は、自分が望む環境が整っている場所への選択肢の多さにこだわります。