デュアルキャリアライフ

プロアイスホッケー選手とITセールスを両立するアスリートのブログ

デュアルキャリアの就活ウラ話②

①では主に準備の話をしました。

②はエージェントとの面談〜内定までのストーリーです。

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エージェントは企業側が望む人物像を把握しています。面接で何が質問されるかも大体知っています。

エージェントとの面談で良い感触を得られれば、良いサポートをしてもらえます。

私が受けた会社は、面接で「営業ロープレ」がありました。

ロープレとはロールプレイングの事で、要するに営業適正があるかどうかをその場で判断されます。

本番はいくつか質問があったあと「ではこれから私に〇〇を売ってください。」という形でスタートしました。

こういった情報を事前に教えてくれて、その上ロープレに向けた練習を重ねてくれるのも、エージェントを利用するメリットです。

面談では面接練習も徹底してくれます。

エージェント会社も多種多様です。第二新卒に強い会社もあれば、アスリート採用に強い会社もあります。

どのエージェントを利用するかは見極めが必要です。年齢や職歴に合わせて、最適なエージェント会社を選びましょう。

練習の甲斐もあり、本番の営業ロープレは難なくクリア。最終面接の2日後に内定の連絡を受けました。

ここで不採用になっても、面接までの過程で努力さえしていれば、エージェントは積極的に次の求人を紹介してくれます。一度時間をかけて育てた求職者を、その場でリリースするのは勿体ないからです。

少子化が進む中、人材不足に陥る企業は多くなります。

今後は採用基準に少しストレッチが効いていくようになると思います。アスリートのデュアルキャリア採用はその最たる例だと思います。

リモートワークが進んでおり、アスリートにとってはチャンスの時代が来ていると言っても過言ではありません。

私の同僚には陸上選手+会社員+YouTuberという三足の草鞋を履いている方がいます。

プロ一本でやるも良し、デュアルでやるも良し、そんな選択肢の多い時代に、プロアスリートでいられる事に感謝したいと思います。