2022年3月末でひがし北海度クレインズとの契約期間が満了し、私は横浜GRITSへの移籍を決断しました。
釧路にいた時のチームメイトは本当に仲が良くて好きでした。道東エリアにも愛着がありました。
それ以上に、デュアルアスリートとしての自分への期待が強く、移籍を決断しました。
釧路にいた3年間は、楽しい事も辛い事も沢山経験しました。
この3年間の出来事は「釧路編」に譲ります。
まずは転職や就職に関する書籍を5冊ほど読みました。
どんな分野でも、その分野に関連する本を5冊読めば知識の7-8割はカバー出来ます。
・中途採用と新卒採用の違い
・第二新卒とは何か
・転職エージェントの仕組み
・年齢別に見る転職要件
・未経験者からのキャリア構築
これらの項目に対する、「事実と推察」を書き起こしました。
・プロアイスホッケー選手は職歴に値しない。しかしチームのスポンサー活動を手伝っていたため、そこはアピール・記入が出来そうだ。
・大体29歳までは業界未経験(IT→人材への転職など)でも、第二新卒としてポテンシャル採用される。であれば、プロアイスホッケー選手であっても可能性はあるだろう。ただ、企業側から見れば、第二新卒も若ければ若い方が良いはずだ。
・年功序列が崩れ、これからは日本も成果主義になっていくようだ。それであれば、中小企業で裁量を持って成果を残す事が1番の近道。キャリアはそこから広げられそうだ。
・転職が当たり前になる時代になった。であれば企業は、入社後の研修をそれほど重視しなくなるのではないか。「自ら学ぶ姿勢」がある人間を欲するのではないか。職歴がプロアイスホッケー選手だけであっても、マインドセットの部分は十分アピール出来そうだ。
・初めての就活であり、企業へ直接応募するには社会人経験が足りない。自分に合った求人を探してもらえる転職エージェントへの依頼が必須そうだ。こちらの費用負担はゼロだから活用してみよう。
このように「事実+推察」を分ける事で、短期間での転職が可能になりました。
特に1番重視したのは、転職エージェントとの面談でした。
転職エージェントもビジネスです。私が転職に成功した場合、採用した会社から、エージェントへ採用フィーが支払われます。大体採用者の年収の30%が相場といわれています。
ならば「まずは気軽に面談」と称した転職エージェントとの面談は最大限の準備をした方が良いと考えました。
良い会社を紹介してもらえたら私はハッピーですし、採用されればエージェントの成果に繋がります。
私がエージェントであれば、「準備している人」「自己分析が出来ている人」「就職意欲が高い人」が欲しいです。なるべく手がかからず、それでいて良い会社を紹介したくなるような人材です。
そんな人物像をイメージして面談に臨みました。
具体的にどんな準備をすべきかはまた別の章に譲ります。
最初に知識をつけ、その後自分なりに推察する事で、戦略を立てることが出来ます。
②へ続きます。